前日の夜にがっつりと食べた事もあって、朝ご飯を食べずに、生まれ故郷の滋賀県へ
墓参りに出かけます。
京都駅の新幹線口には多数のレンタカー屋がありますが、このお盆の時期はどの店も
朝からお客さんの受付で一杯です。
30分ほど待って受付を終えて、京都駅から滋賀県へ向かいますが、やはりお盆という
時期もあって高速は混んでいますね。
湖南市の親戚の墓参りを終えて、ちょうど昼頃になったでランチに向かったお店は、
「ちゃんぽん亭総本家 夏見店」
毎年の墓参りの帰りに必ず立ち寄るお店なので、1年振りの訪問です。

「近江ちゃんぽん 半チャーハンセット」(¥990)
朝ご飯を取らなかったので、ちょっとお腹も空いていたのでちょっととボリューミーに。

コレが滋賀県のソウルフードの「近江ちゃんぽん」です。
長崎のちゃんぽんとは全く異なるちゃんぽんです。
全国にご当地ちゃんぽんはありますが、九州地区のちゃんぽんは概ね同じですが、
この「近江ちゃんぽん」と栃木県の「高根沢ちゃんぽん」、兵庫の「尼崎ちゃんぽん」
は本家とはかなり違いますよね。
また、沖縄のちゃんぽんは、そもそも麺類ではないので、ご当地ちゃんぽんを食べ比べ
してみるのもいいかもですね。

近江ちゃんぽんの特徴はこの黄金色のスープです。
鰹節と昆布ベースの出汁に、野菜と一緒に煮込む事で、野菜の甘みもスープと交わって
すっきりとした味わいですが、コクと深みがあってかなり美味しいです。
普段ラーメンを積極的に食べない自分ですが、この近江ちゃんぽんは別格です。
スープを全部飲み干せるほど、しつこくないのが大好きです。

麺も長崎のちゃんぽんと異なってストレートの中華麺を使っていますので、ツルツルと
麺をすすります。
もやしやキャベツがシャキシャキ感を残して茹でられているので、ラーメンすすりながら
スープが染みこんだ野菜を一緒に食べると抜群に美味しいです。
更に味変で、お酢を入れるのも近江ちゃんぽんの特徴ですね。

「半チャーハン」は至極普通のパラパラ炒飯でした。
以前は通販もしていましたが、現在はやっていないので店舗でしか味わえないですね。
でも関東だと、銀座と東久留米と幕張に店舗があるので、また銀座の店舗に行って
食べたいですね。

滋賀県のソウルフード&B級グルメの「近江ちゃん」を是非食べて見てください!