以前、熊本県に来たときは、ホルモンを食べた記憶があったので、今回はお魚をメインに
食べようと思い地元でも人気のお寿司屋さんに。
天草エアラインの到着が遅れたこともあり、天草空港から市内へのバスがなくなって
しまったのですが、空港のカウンターにバスのことを聞くと、市内までのタクシーの移動
費用のうち、¥2,000までは負担してくれるとの嬉しいサービスあり。
結局、本渡バスセンターまで¥2100だったので、実質負担¥100です。有り難い!!
本渡バスセンターの地区に宿をとっていたので、荷物を置いてお店に向かいます。
お店の名前は、「蛇の目寿し」
空港から移動するタクシーの運転手から紹介されたお店で、天草のお寿司屋さんの人は
この蛇の目寿しの出身の人が多いそうです。

「真鯛のお刺身」
メニューには記載が無かったんですが、お願いすると塩でぜひ食べてくださいと
提供されます。
タイの身がしまっていて、皮目のコリコリ感が抜群ですね。
塩でいただくと、一層タイの甘みが際立ちます。

「イサキ」
身がしっとりしていて、これまた甘みがあって美味しいです。

舌触りがたまりません。

「クエ」
高級魚のクエを初めてお寿司で頂きます。脂が多いイメージでしたが全く違い
ました。鯛よりも歯ごたえがあって食感を楽しめます。
この日は、醤油を一度も使うことが無く、お塩で全部頂きます。
この時期は小ぶりらしいのですが、1日寝かせるとうまみが増すようです。

「ショウサイフグ」
この地域でとれるふぐとのことです。
淡泊な身でしたが、ふっくらとした身で紅葉おろしとポン酢で身が締まりますね。
ふぐの身って、お刺身と唐揚げのイメージしか無かったのですが、お寿司も
イケますね。

「ヒラス(平政)」
脂がかなりのっていて、白身のトロのような感じです。
白身魚って、サッパリのイメージが強いですが、こういう脂がのっているもの
もあるのは驚きです。
 
本当は、コウイカも食べる予定でしたが、忘れてしまいました。
シャリは酢が控えめで、ふわっとした握りなので、口の中でほどけるようで、とても
美味しいお寿司でした。

お酒は、地元で唯一の酒蔵の「天草酒造」の焼酎を頂きます。
今の四代目の主人が、実は板前さんの高校時代のソフトボール部の先輩らしいです。
一時期は、米焼酎を中心としていたらしいですが、今のご主人が芋焼酎「池の露」を
復活させたそうで、その甘みのある「池の露」も頂きました。
美味しい刺身に、美味しい酒を楽しめるナイスなお店です。ご馳走様でした!!