今回の九州旅行のメインの目的の一つは、大分別府で地獄めぐりをすること。
別府では、温泉のことを地獄と呼ぶそうです。
今年の正月にフジテレビの有吉散歩で放送されていたこともあり、是非行ってみたいなと
思って、1年がかりで訪問。
朝一の便で東京から福岡に移動して、博多から特急ソニックに乗って別府へ向かった。

行きしなは、ブルーの車両でしたが、帰りは、ホワイトかもめ車両でした。
11時過ぎに到着したので駅前で腹ごしらえをしてバスに乗って鉄輪に向かった。
鉄輪には、バスターミナルがあるので、高速バス乗り場でもあります。

鉄輪周辺には5カ所の地獄があるのですが、残りの2カ所は3kmほど離れています。
車があれば良かったのですが、最後に温泉に浸かりたかったので、ちょっと順番を考えて
巡っていきます。

最初に訪れたのは、バスターミナルから一番近い「白池地獄」
噴き出したときに温泉は透明らしいのですが、温度と気圧が下がることで、青白い色に
変化するそうです。
 
こちらの地獄では温泉熱を利用して、熱帯魚を飼育しているそうです。
この後は、山ノ上の地獄は比較的回りやすいので、山ノ下の地獄へ向かいます。
なお、バスが1時間に2本ぐらいしかないので、歩いて向かいます。
 
下り坂なので、比較的スピーディーに進みます。
途中、「脳天天神」という頭痛に効果のある神社がありました。

30分ほど歩くと漸く「血の池地獄」に到着です。
 
赤い粘土質の土壌が関係しているようで、赤色の温泉です。
日本で一番古い天然の地獄だそうです。
地獄を出ると、お勧めのデザートが紹介されています。

すぐ横にある「お食事処 極楽亭」で頂けるそうです。
 
「極楽ぷりん」(¥280)

時間があれば、飲み物を飲みながらのんびりとするのですが、夜に予定が入っていた
ので、プリンのみ楽しみました。
かなり歩いたので、甘いものを体が欲しています。
甘さ抑え目で、食べやすかったですね。
3つ目の地獄は、すぐ隣にある「龍巻地獄」です。
 
別府市指定の天然記念物の「間欠泉」だそうです。

実は約30分に一回噴出するらしいのですが、「龍巻地獄」に到着時にちょうど終わって
しまったので、次回をのんびりと待ちます。
世界的にもアメリカのイエローストーンやヨーロッパの有名な間欠泉と比べてみても
噴出する時間の間隔が一番短い珍しい間欠泉だそうです。
なんと、30m近くまで噴出するようです。動画はこちら
この地獄で、かなり時間を使ってしまったので、すぐに鉄輪まで戻り、残りの地獄を
楽しみます。