オヤジさんが漁師という触れ込みだったので、ちょっとひかれて入店。
でも、次の店で本命の大間のマグロを戴く予定でいたので、居酒屋メニューで
押しそうなものを食べようと向かったお店は「弁慶」
いかにも男らしい名前のお店です。
青森の名物でまだ食べていなかったものを注文です。

「いかメンチ」(¥465)
青森県を代表する郷土料理ですよね。
東京では絶対に食べることは出来ない料理を楽しみます。
良くありがちな、魚のすり身の揚げ物とは全然異なります。

いかのすり身と切り身がいい具合に混ざり合って、食感も楽しめます。
なんにもつけなくても、自然の味付けでかなり美味しいです。
シンプルな料理ですけど、お酒のつまみには最高ですね。
子供とたちのおやつにちょうどいいんですね。
これお土産に買って帰りたいなぁと思いました。

「炙り〆鯖冷燻」(¥310)
〆鯖の燻製をお刺身で提供するものです。
これサバ好きにはたまりませんね。
炙ってあってしかも、燻製で提供されるなんて超珍しいです。
酢締めの具合もいい塩梅で燻製にすることで、酢では無いサバの風味もましています。
しっとりとした舌触りでこれまた絶品です。

「アブラボウズの際京焼」(¥780)
聞いたことも無いメニューです。
深海魚のアブラボウズをまさかの西京漬けにするとは・・・。
かなりのゼラチン質なので、身の部分はどうかなと思いましたが、普通の食感と
ことなる、プニュットした食感にまたそそられます。
でも身の部分は、意外にしまっているのでプニュ?&シコッという奇妙な歯ごたえに
戸惑いながらも戴きました。
やっぱり西京漬けの焼きものは、サワラか銀だらが一番かな?
普通の居酒屋と思って入りましたが、料理は結構美味しいですね。
しかもメニューが豊富なので、普通はこの一軒で十分楽しめますね。

地方のお店って、ホントに美味しい料理を頂けるのでちょっと羨ましいです。