外宮での参拝を終えて、内宮(皇大神宮)へ向かいます。
内宮へは、外宮の入り口からバスで向かうか、タクシーで向かいますが、朝早い時間は
バスの本数が少なかったので、タクシーで向かいました。
ちなみに料金は¥2,000ぐらいかかります。
内宮へ向かうには、表参道と一般道(裏参道)があるようで、皇族の方が参拝するときには
かならず表参道経由で向かうそうです。
途中、運転手さんから表参道沿いにある
「月読宮(ツキヨミノミヤ)」「倭姫宮(ヤマトヒメノミヤ)」
などにも是非、お詣りして欲しんだよねぇといわれたのですが、足がなかったので、
直接内宮へ向かいます。

遂に来ました、日本で最も尊いお宮さんです。
鳥居越しの朝日が眩しく、なんとも神々しいです。
宇治橋の先は、別世界のようです。

この宇治橋にかかる鳥居は、両正宮の旧正殿棟持柱をリサイクルされているそうです。
確か、20年に一回建て替えられるみたいですね。
外宮の火除橋とことなり、右側通行です。

宇治橋をぬけると、緑の山々が広がります。

いったん入口付近の手水舎で手を清めますが、この先には大自然の中で手を清める
場所があります。
 
宇治橋を渡り右手に行くと、五十鈴川が流れています。
ここに「五十鈴川御手洗場」があります。
五十鈴川の清流で心身ともに清め、リフレッシュします。水が冷たくて気持ちいいです。
この後、ついに内宮の正宮へ向かいます。

外宮と違って、石段の上に社殿があります。
撮影はこの石段の下でのみ行えます。

この後、参拝です。二礼二拍手一礼の作法にのっとってお詣りです。
この参拝の作法ですが、柏手を打つのは、自分が素手であることを神様に伝えて
下心がないことを証明するためのものだそうです。
この時少しだけ風が吹いたので、中を覗くことができました。
 
この後は、「御稲御倉(ミシネノミクラ)」「外幣殿(ゲヘイデン)」を抜けて、「荒祭宮」
へ向かいます。

「荒祭宮(アラマツリノミヤ)」は、天照大神の荒御魂(アラミタマ)をまつる別宮
だそうです。

内宮にも「四至神(ミヤノメグリノカミ)」が祀られています。
内宮神域の守り神であり、四至とは神域の四方を意味しているそうです。
公式サイトにも書かれていますが、神様が祀ってあるので、手をかざすのではなく
「二拝、二拍手、一拝」の作法でのお参りが必要だそうです。

最後に「風日祈宮(カゼヒノミノミヤ)」をお詣りします。
この風日祈宮は、その名の通り、風の神様のようで、鎌倉時代に元寇襲来時に
神風をふかせ、日本を守ったといわれています。
無事に各所に参拝を終えた後は、御朱印をいただきます。

内宮、外宮とも非常にシンプルな御朱印でした。
この後、東京への帰路につきますが、最後のイベントがあります。

この宇治橋の欄干にある擬宝珠(ギボシ)が注目です。
右側通行のため、参拝後にしか触れないのですが、最後から二つ目の擬宝珠にご利益
があるといわれています。
 
この擬宝珠の中に、宇治橋の守り神である饗土橋姫神社(アエドハシヒメ)のお札
「萬度麻(マンドヌサ)が納められているそうです。
みながペタペタしているので、その部分だけ光っています。
この早い時間は、触っている人はほとんどいませんでした。
この後は、少し小腹がすいたので、おかげ横丁に行って、伊勢うどんを食べて
みようと思います。