諏訪大社の4宮参拝の最後は、「上社 前宮」に向かいます。
実はこの前宮というのは、諏訪大明神が最初に居を構えた土地と言われており、本宮より
も前にあったお宮と言われているそうです。

まずは、一の鳥居を抜けていきます。

ちょっとこちらのお宮は造りが特殊です。

鳥居をくぐって少し上っていきます。

すると、二つの鳥居が出現します。
ここが本殿への入り口になります。

実はさらに、5分ほど石畳の坂を上っていくと漸く本殿が見えてきます。

この上社前宮の本殿は、伊勢神宮の古材をつかって建てられているとのことなので
他のお宮さんとはなんだか雰囲気が違う感じがします。
本殿からの木漏れ日がまたいい雰囲気を醸し出していますね、古の情緒満載です。

マンホールはかなりハイカラな雰囲気です。

実は諏訪大社の中でも、この上社前宮のみが体験できることがあります。
 
「一の柱」「二の柱」の御柱です。
 
「三の柱」「四の柱」ということで、実は、御柱4本すべてを回ることができるのは
唯一、上社前宮のみだったんです。
他のお宮さんは、二の柱までしか拝むことができませんでした。
後から調べてみるとやはりそうみたいですね。
 
本殿の近くには、ご神水の川が流れています。
「水眼(すいが)」と呼ばれる清流が流れていたので、一口頂きます。
水眼というぐらいなので、眼にもご利益があるといいですね。

諏訪明神は、風・水の守護神で五穀豊穣を祈り、生命の根源、生活の源を守る神として
崇められています。
そのため、諏訪大社は、全国の諏訪神社の総本山として家内安全、健康長寿、交通安全、
商工業の繁栄、開運招福など色々なご利益を頂けるパワースポットです。

特に最後にお詣りした上社前宮は、4本すべての御柱に触れることができたり、
ご神水を口にすることができたりと、一番パワーを頂けた場所かもしれません。
今年もあとわずかなので、頂いたパワーで年末年始を乗り切るぞぉ!!