天満はしご酒の3軒目は、軽くお寿司をつまみに。
派手な黄色の店構えが目立つお店に、大阪に似合わぬ「江戸前」の文字。
お店の名前は、江戸前 すし天ぷら「寿司処 たくみ」
大阪のど真ん中で、江戸前を称して提供するなんて、なんて度胸のある店なんだ。
江戸前って一般的には東京湾でとれた魚を使っている場合に使う表現だと思うけどホントに
東京湾でとれた魚を使っているのか何だかきな臭い感じがしたけど、まぁいっか?

「煮穴子」(¥160)
江戸前の代表格って、個人的には穴子かなと思っていますので、何となく関東風という
感じがしますね。
口の中で、穴子の身がほぐれるので、この穴子はいいかもしれません。
 
「うに」(¥380)
やはり、ウニを食べると高級感を感じますね。
しっとりとしたウニが口の中で溶けていきます。
「鯛の昆布〆」(¥220)
昆布出汁に付け込まれた鯛の身のシメ具合がいいですね。
鯛の身を噛むと、ふわっと昆布の香りが口の中に広がります。
大好きでいつも塩か醤油で食べる鯛とはちょっとまた感じが違いますね。

「白子の天ぷら」(¥900)
これは残念な一品でした。白子に火を通しすぎなので、パサパサになっていました。
白子の天ぷらは、食べた時に白子がトロっと溶けるぐらいでないと美味しくないですね。

「白海老のかき揚げ」(¥350)
もう少しボリュームを期待していましたが、ちょっと小さめですね。
もう少し白魚のプリッと感が残っていると良かったので、もしかしたこれも火を通しすぎ
なのかも?もしかしたら油の温度が高いのかも?
全体的に、天ぷらは残念ながら揚げすぎ感が強いのでお勧めはできませんね。

一品、¥80~というリーズナブルな価格設定なので、あまり期待をしてはいけないですね。
でも食の台所の大阪となると、安くても美味しいと思ってしまう自分がいけないのかな?